ギフチョウ

ギフチョウは、長い冬が終わって、春最初に出てくる蝶のうちのひとつ。だから「春の女神」とよく呼ばれる。

日が高くなると梢の上を活発に飛ぶが、午前中はそれほど高くない位置を弱々しげに飛ぶ。

日光浴が好きで、スミレやカタクリ、山桜の花に飛来して吸蜜する。

雑木林の減少と乾燥化によって減少傾向にあるところも多いが、信越・北陸では発生地は広く、数も多い。極めて普通の種である。