試聴会

FujiwaraさんとAさんに、あらたに龍一さんを加えて2回目の試聴会を開催(前回の記事はココにあります)。皆40歳台であった(笑)。虫屋の高齢化も著しいがDIYオーディオも高齢化してますなあ(爆)
今回の出し物は
・FujiwaraさんAD変換PCM1804アンプ、謎のDAC-X(後述)。1704-4Dも持参される筈が、ケースが同じタカチなので、間違えて1794Dを持参された。次回に期待。
・Aさん:楠DAC。NOSDACの原点であります。それと前回と同様に96KHz24bitで金田式マイクで生録の素晴らしい音源多数。
・龍一さん:Jinson1541A OPアンプI/V DAC(通称青基板:但しフィルター回路をLCに改造)、Jinson1541A球DACボード、これもフィルター回路をLCに改造
・私(ks=platycerus):Jinson1541A球DAC ,Jinson1541A青基板DAC樽スピーカー

第一会場風景:左の上がJinson1541A球DAC、その下はFujiwara1704DAC(ks製作)。中央上が楠DAC、その下は金田式プリ、一番下がJinson1541A青基板DAC(ks製作)。右下に見えるのがDAT録音機とHDD式のデジタルポータブル録音機(A氏持参)

左は蓋を開けた楠DAC、その下は龍一さんの市販のアンプシャーシを利用したCD-TとDAC。中央がAD変換PCM1804アンプ。1704DAC→AD変換アンプ→1541青基板DACとDA-AD-DAで聴いたがほとんど劣化が無い。驚いた。

Aさんの楠DAC。超高価な大容量SEコンデンサーを奮発している(左側半分)。右には金田式バッファアンプ。とてつもなく生々しい音がしたがギラつく感じもある。音の立ち上がりがとにかく凄い。DACの石はphilipsの1543。

龍一さんのJinson1541A青基板DAC。入力部にLT490Cを使い、出力にLCのフィルターを入れているが、そのまま出しているので残念ながら力感が無い。バッファが必要だなあと皆意見一致。申し訳ないけど私のプレーンな青基板の方がよいような気がしました(^^;;

龍一さんのJinson1541A球ボードDAC。龍一さんのDACは両方ともCS8412を使っていたので、Aさんの96KHZの音源が通らず残念でした。CS8414なら問題なくイケます。



第2会場(2階とも云う)に場所を移して樽スピーカーを聴く。QUAD2式の球アンプ(氏家氏設計ks製作)はこの広い空間(容量150立方メートル)で樽スピーカーをコントロールできない。音量を上げると箱がなってしまう。そこで恒例の「必殺金田式パワーアンプ」の登場。流石に完璧にスピーカーを制御する。8cmのスピーカーが鳴っているとは思えない。Aさんの持参音源(弦楽四重奏、チェンバロとフルートetc)では、まさに「そこで演奏している」錯覚に陥る。あまりの良さに私は転寝しそうになる(笑)
左がAさん、中央で音と対決しているのがFujiwaraさん、右手前が龍一さん。
96khz24bit音源の再生では、デジタル録音機内臓の24bitDACの音は華麗だが軽い。Jinson1541娘基板つき球DACのほうがチェンバロに実在感があるように感じた。

第2会場の装置。

皆さん樽スピーカーを絶賛されておりました。ひょっとすると某Fさん、某Rさんも樽スピーカー買うかもです(笑)、しかし金田式パワーでないと良さが十分には出ないかもしれません。
ところでFujiwaraさんの持参された「謎のDAC-X」だが史上空前の構成のモノであった。いつか姿を見ることがあるかもしれないけど。大変なモノである。画像はありません(^^;;
また、前回同様、全てはソース次第です。方式の違いより、音源の違いが圧倒的です。Aさんのソフトが市販されたら即買います(本気)。
聴いてみたい、市販して欲しいと思う人は某F氏経由でAさんにへメールを出そう!って勝手に書いて良いのか俺(笑)
Fujiwaraさんからの報告はココにあります。




(追記)
という結果を受けて、自宅のアンプをAさんに強奪(笑)されそうだった金田式パワーアンプに交換。

青基板はタカチのケースに収まってますが、調整後20cm×30cmのものに移し変える予定。