TDA1541 Epilogue (7)

TDA1541Aエピもほぼ完成形となった。
LUCYさんのblogでようやく公開されたようにデジタル回路電源の制御Trを2SC1013とし、その他のTrは2SA1285A/2SC3245Aとしてある。2SC1013は仲間内では「神の石」(笑)と呼ばれているくらい凄い。とても古い石であるがまだ流通在庫があるようだ。
デジタル回路のオシレータ電源は既に書いたように独立LED電源とした。
ディスクリートOPアンプはDALEの巻線抵抗RS-1Aである。出力Trは2SC959/2SC960という選択もあるが、僕の好みでもっとHifiで切れ味に優れる2SC97Aを今回のOPアンプの指定Trとした。またOPアンプの定電流回路のTrで音質調整が可能。2SC●●●2SC943(笑)を指定Trとしたがここは好みで選んだら良い。最も入手が容易なのは、本家K氏の最近の作例でも用いられている2SC1775AE。それ以外ではK式ファンの間で人気のある2SC1478U、2SC984などである。入手できれば2SC1400も良いTrだ。他にはSANYOの2SC2909など。
またディスクリOPアンプの電源カップリングCは龍一さん考案でTDA1543エピでも抜群の効果があったC+R回路(0.033uF+2ohm)に置き換えた。。PROSTさんも絶賛!

音はちょっと聴いたことが無いくらいの空間再現と広大なレンジ、抜群の情報量、力感に優れ深く反応の良い低域。私的には史上最高のDACであります。