LUXMAN SQ-505X

という古い35歳を超えたようなジャンクアンプを入手してレストア中。基板は、部品の足を折り曲げて手半田という、今や考えられない贅沢さ。パワーアンプの初段がJRC製であることを除けば、小信号用には2SA640/2SC1222、パワーアンプのドライバーには2SA606/2SC959、出力段には2SA627/2SD188とすべてNECトランジスタを使っている。2SC1222は金田式で定番の2SC1400の前身であり音もよく似ている。
パワーアンプ部は使えるようになったのでしばらく聴いてみた。V-FETのスケルトン2にはすべてにおいて太刀打ちできないが、古いとはいえ大変良くできたアンプだ。