真空管プリアンプ (6)

で、明日になった。

音は滑らかでとても気分良く音楽が聴けるのだが、E288CCのヒーター電流値は475mAと大きく2本で約1Aとなる。6GU7が2本で1.2Aなので合わせると 2.2A。こうなるとレギュレータのヒートシンクが結構熱くて心配。そういうわけでヒーター電流が335mAとより小さいE188CCに戻した。いうまでもないが、降下電圧x電流がレギュレータで消費され熱となる。

JensenのCopper Foilだけど、現段階で高価の効果(笑)があるかどうか疑わしい。ロシア製PIOは2個で10ドルとJensenのおよそ1/10の価格であるが十分。Jensenのエージング後に期待。

トップの6GU7をGEのものに替えてみた。特にここが悪いということもなくよい音で鳴っているが、RCAの方が好きだな。2SA872(RCA)vs2SA1015(GE)という感じか。RCA製に戻した。

その後、松下E188CCをSiemens E88CCに交換。スイス軍の余剰備品だったかな?Siemensの旧箱に"EIDG ZEUGHAUS KRIENS 1969"と印刷された紙で封印されていた。

で、これが良いんだ。ピアノの音が一層クリアーで。指先から珠玉の音色が紡ぎだされる。低音弦の力強さ最高。2台のピアノの音の分離が明確。

デュエット

デュエット