真空管プリアンプ (7)

で、Siemens E88CCなのだけど、じっくり聴くとクリア過ぎる。次にTungsram Red LogoのE88CCに替えた。

このTungsramはZeitmann-tubesから購ったもの。きちんと測定して双極管の両ユニットが揃ったものを送ってくる。これはSiemensを更にドライにした感じであった。それでこれ。

TELEFUNKENのPCC88である。ヒーター電圧7V管なのだけど、6.3Vで問題なく働くことで知られている。これは良かった。情報量多く、音が硬くなく、ドライでもなく、よく弾む。そういえばNT4000のバッファ管をとっかえひっかえしたときも、TELEFUNKENのPCC88がWinnerだったかな。現時点では松下の7308/E188CCとTELEFUNKENのPCC88がお気に入りである。