ipod - ituned - Head Phone生活

ということで採集旅行のドライビングミュージックとしてitunedで選曲してipodに曲を入れるわけだ。ヘッドフォンで聴きながらの作業になる。
PCのイヤフォン出力から聴いてもいいのだがやはり音が良くはない。そこで使っているUSB Audio Deviceが"PRODIGY CUBE"という製品。元々金田式ハイサンプリング録音ファイルをSPDIF出力するために購入したものだが、ヘッドフォンアンプとしても使える。
サイズはタバコの長さと同じ。小型である。

内部は集積度が極めて高い。

USBのコントローラーにはTENOR TE7022Lが使われている。

DACはWolfsonのWM8776S。

オペアンプにはOPA2134が搭載されていたが、デュアルオペアンプ8pinDIPソケットなので容易に交換可能。このあたりが好事家の心をくすぐる。商売上手だ(笑)。リニアテクノロジー LT1498に交換してある。

ヘッドフォンはゼンハイザーHD650/SONY MDR-CD900STSONY MDR-7506を持っているが、この小さな箱は情報量がたっぷりで、ヘッドフォンの音の違いが良くわかる。HD650が頭抜けて良いが、家人が居る場合は密閉型のCD900STを使う。CD900STはモニター用で基本的にドライな音らしいが、深夜にオーディオセットで聴く場合、LH0032プリからダイレクトに繋いで用いていることもあり、不思議なことにHD650のような音場が広がり柔らかい音が出せるようになった。海外向けで同じくモニターHPのMDR-7506は単なる固い音である。若者には受けるかも。

LH0032プリをヘッドフォンアンプとして使う場合、RCA-->PHONEのアダプタを作って使用しているが便利である。アンプ自体にPHONEジャックをつける必要がない。SONYRCAケーブルを切断してSWICH CRAFTのフォーンジャックを付けている。
ただしプリには100オーム前後の保護抵抗が出力にシリーズについている必要があるが。