春が来た。

4月からが新年度となっているが、ぼくの中ではギフチョウの姿を見ると新しい年度が始まったと感じる。
今年は全国的に発生が遅れているようだが、そろそろ出ているのではないかなと、北陸でも良かったが、午後曇るという予報だったので、晴天の時間が予報では長い犬山市へ出かけた。
9時過ぎに到着したが、コツバメ、ルリタテハ、キチョウはかなり飛んでいるものの、ギフチョウは気配がない。ツツジも全く咲いていないので、まだ早かったかと思っていると、ヒタヒタとギフチョウが飛んできた。時刻は10時40分である。
しばらくすると地元の採集家がやってきた。しばし立ち話をする。
3月31日から毎日来ておられる由。昨日までは発生していなかったとのこと。ぼくの元に飛んできた♂が今年最初のギフチョウらしい。
午後から、別の産地に廻ったが気配すらない。カタクリは咲いていた。