金田式#218

評判の高い#218のラインアンプ&ヘッドフォンアンプを作る。
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1月9日のエントリーに基板配線予想図を上げたが、その後MHIさんが基板をリリースしたのでそれを使用した。なお、MJ3月号で追加されたHPA部の入力抵抗は基板に用意されていないので、パターンを切って抵抗を付けた。パーツはMJ記事にほぼ準じているがTr3の2SC2240は2SC1400に変更している。他に入力部のスケルトン抵抗は利久抵抗とした。ヘッドフォンアンプの出力Trは2SA606/2SC959としてあるが、交換できるようにTO-5用のソケット式とした。好評の2SC310やモトローラの2N2905や2N2219を差し替えるためだ。
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まずヘッドフォン(AKG-Q701)で聴く。QA-550→DAC9018S(I2S)→#218AKG-Q701 という流れだ。情報量が極めて多く低域もよく出ていて心地よい。AKG-Q701はどちらかというと低域の薄いHPなのでバランスが素晴らしく、明け方まで聴きほれてしまった。
今日はスピーカーで聴く。QA-550→DAC9018S(I2S)→#218→AMCRON DC300A-S2(BTL)→EXCLUSIVE model2402という構成。情報量は多いことは変わらないが、定位も凄い、左右は5cm刻みで演者が並んでいるかのよう。前後の表現も抜群。また、ヘッドフォンで聴いたときと同じく低域が良く出るが、それとトレードオフで高域の伸びがLH0032プリのようなわけには行かない。が、それはそれで良い。2SA872/2SC1775などを使うともっと高域が伸びるような気もする。最初の感想は以上のようなものだが、確かに評判が高いだけのことはある。良いアンプだ。