オオクワガタ

昨年夏からオオクワガタを約10年振りに飼っており、今年は初夏から産卵用のコナラ材を飼育ケースに入れておいた。ちなみに飼育ケースは、虫好きが高じて昆虫用品屋となり成功している虫友のcoelacanthが考案・発売しているコバエシャッターの大ケースである。コバエシャッターは外からコバエが入ることが無いうえに、湿度が外に逃げにくいので、放置飼育にも最適の優れた商品である。coelacanthは早稲田の政経卒で10か国ほどの言語を操れる変な奴だが、まさか自分が昆虫用品の開発・販売をやるとは若い頃は思っていなかっただろう。
2週間ほど前に親のケースから取り出しておいた産卵材を、盆休みに割ってみた。2週間期間を置くのは、卵で取り出すのをできるだけ避けるためである。2週間あれば大抵孵化しており初令幼虫で回収できる。

産卵材を割ったところ、♀は材に坑道を掘り坑道の壁に卵を産む場合が多い。上の画像の左の材には坑道がある。

孵化直前の膨らんだ卵も少しだけあった。



続々と幼虫が出てきます。
結局4産地で、2令幼虫2頭、初令幼虫59頭、卵6個、計67頭という結果。回収した幼虫は1頭ずつ200?の菌糸カップに入れておいた。♀はまだまだ産卵中である(笑)