Project Ekta (12)

2台並んだEkta。非常に綺麗な材なので、400番の紙やすりで磨いてクリアー仕上げでも良いかもしれない。

底板には2.7mHのコイルが搭載されている。これを外すと内部のネットワーク基板を取り出すことが可能。底板は5mmのボルトで最下段の補強枠に留められる。

Ektaは、メーカー製ではありえないほど頑強に補強されている。欧州では良く見かけるが(例えばこここれとか)国産ではあまり見ない内部に貼ったアスファルト系防振シートも良い効果があると思う。Troels曰く、ウーファーのコイルは内部抵抗が少なければ少ないほど良いとのことで、巨大なコイルを使用したが、これらもメーカー製ではコスト面で不可能だろう。エンクロージャーは"Zahra"、"SP38"、"SP95/98"、"TJL3W"と実績を重ねたものであり、ネットワーク回路(SS9700の高域回路はシミュレーションだが)も、Troels氏が実験を重ねて吟味したもので、そこいらのアマチュアの6db/oct回路とは一線を画す。周波数特性図からもそれはわかる。また、先日河口無線で吸音材を仕入れたとき、ついでに2階に上がってソナスファベールのクレモナを聴いてきた。Ektaの楽勝です。結構自画自賛モードではありますが(^^;;
今回のスピーカー製作にあたって役立ったのは海外サイトがほとんどだった。日本は長岡式から時間が止まってる。と言っては怒られるかなあ(^^;;