NT4000 plus スケルトン2

このところ軽い装置で聴いている。CDPはAH! Njoe Tjoeb 4000(以下NT4000)で24ビット/192KHz アップサンプリングボードを装着している。音量調整はCDP内蔵を使用しているのでプリアンプは無い。パワーアンプはV-FETのスケルトン2である。これにUsherのユニットを使用した2WAYのSPを繋げているが、なんの不満も無い、これでもういいやという音だ。で、CDを買ってばかりで工作作業は停止中というか、作る気にならないのだった(笑)。
 E288CCとアップサンプリングボード
 真空管とアップサンプリングボードを外したところ
NT4000は真空管バッファを備えていて、6DJ8(ECC88)系の球を使用する。じんそんさんの球DAC製作時に、あれこれと球を替えて試せたのはNT4000用に6DJ8系の球が沢山あったからだ。
NT4000+V-FET+Usher2wayの組み合わせでも、NT4000の真空管を替えることで音の変化をいろいろと楽しめる。6DJ8/ECC88系には高規格の、6922/E88CC7308/E188CCやヒーター電流を2倍近く消費するE288CC、ヒーターが7Vであとの性能は変わらないPCC88、リモートカットオフのECC189などファミリーが多く、コレクター心を刺激してしまうのだ。
通常はE288CCを使用しているが豊かで滑らかな美音だ。7308/E188CCは高解像度で、松下製フィリップス製よりも更に解像度が高い。ECC189/PCC189はバリミュー管だが、NT4000の出力にはKevinDealも保証済で問題なく使える。RCAブランド(ムラード製)で試してみたがこちらは低音が凄い。