Inside of DC-300A II (2)

メイン基板の電解コンデンサー5個と降圧用抵抗を交換した。緑のコンデンサ4個は無極性(BP)。抵抗はRS-2Bの2.7k。ちなみに古い抵抗は熱のためか2kちょっとまで抵抗値がずれていた。

このアンプのコンデンサーには、ディップマイカ、フィルム、セラミックが多様され、電解コンデンサは、整流回路の大型ネジ端子のコンデンサ以外では、メイン基板の5個と出力段のデカップリングの4個(chあたり+−2個×2ch分)だけで極めて少ない。流石にプロ用だけあって、劣化する電解コンの使用はできるだけ避けているようだ。某○キュをはじめ国産の大型アンプには山のように電解コンが使われているのと対照的だ。出力段のデカップリングには4.7uF/100Vが使用されているけれど、金田式なら先ずフィルムに替えるだろうなあ。電解コンが多いアンプは目覚めが悪い。スケルトン2(V-FET)などは電源ON直後から最高の音が出る。
さてDC-300Aだがびっくりするほど音は良い。低音は非常にタイト。ただ量感はウーファーのTL1601aがアンプに締め付けられているためなのか、スケルトン2よりかえって減った、といっても悪くなったわけではない。中高域に芯があるのはバイポーラTrアンプだからなのか。
画像の下端にブリッジダイオードが見えるが、GBPC3504だったか金田式指定のFRDにするのが良いかも。かなり変わると思う。

注文していたラックが届いた。頑丈で良い感じ。色もExclusive 2402に合っている。Amcronを乗せるのが大変だった(^^;;