AMCRON DC300A SeriesII

DC300A-S2を2台入手した。なお内1台は前のDC300A-S2との交換入手。製造番号は88000番台である。

樽スピーカーに繋いでそれぞれ鳴らしてみる。樽SPは久しぶりにパワーを入れられたので目覚めが悪かったが、3曲くらいで調子がでてきた。Exclusive2402より能率がかなり低いのでVolume位置は大きい。小さいくせにパワーが必要なのが可笑しい。
無事に鳴ることがわかったので、ちょっと中身を拝見。このDC300A-S2も前のものと同じ基板である。また前回同様に抵抗R1、R3、R8が熱で変色している。

ちなみに前のDC300AS2の基板が次の画像。熱をもつ抵抗と無極性電解コンデンサなどは交換済み。

2台となったのでBTLモノモードで聴いてみた。この場合はアンプの入力はch1が生きて、ch2は何も繋がずフロントパネルのch2のVolumeは絞り切る。またアンプのスピーカー端子は、ch1の+とSPの+を、ch2の+とSPの−を結ぶ。
いきなり鳥肌(笑)。これは良い。HPやblogなどにACROWN/AMCRONのモノモードでの使用記があり、どれも称賛しているがなるほどその通りだ。低域がしっかりするだけでなく、高域も伸びてスムーズだ。藤原さんのHPで、TADSINさんのBTLアンプの製作例があって、これはすごそうだなと思っていた。やはりBTLは良いのですね。
パワーTr。機器製造番号は新しいがTrの製造年は以前のDC300Aより古い。