山荘オフミ

2年ぶりに山荘オフミ開催。ヒロさんMHIさん立てばさん、Aさんと私の5名。はむさんはベルギーに赴任中、龍一さんは多忙につき来れず。
まずは恒例の御開陳。

MHIさんの金田式No210バッテリープリ。毎度のことだが非常に綺麗な仕上がり。2SA872/2SC1775を使用している。

同じくMHIさんのオールバッテリーDAC+No210のプリ部を同じシャーシに入れたもの。DACとプリは分割できる。こちらのプリ部は2SA726/2SC1399を使用。あとで面白いことになる。

MHIさんのサブミニ真空管DAC


同 電源部 WE412A使用。

ヒロさんの例の新潟32パラ。壮観だ。

ヒロさんの1794の8パラ。

ヒロさんの新R-2R、別名「ハウルの動く城」。

基板実装小型抵抗とSWにつかう基板実装型FETが整然と並ぶ。これは半田付けが大変そうである。


Aさんの金田式DAC、製作中終段の2SC97Aが飛びまくったらしい。

他に試聴でトップバッターの立てばさんのDAC1242-1.5改(パワーアンプ内蔵)など。

本日の基本セットは
CDトランスポート:Philips CD-Pro2/DAC:いろいろ/プリ:MHIさん製作 金田式 No210バッテリープリ(2段目2SA872版)/パワーアンプ:金田式 No167/スピーカー:立てばさん持参のRogers LS3/5をメインにチャイナ製ユニットによる2way(ks作)、Scanspeaksユニットによる3way Ekta(ks作)

まずは近頃全世界的に評判の悪い中国だが、そのCHINA製馬鹿安ユニットを使った小生作2wayとRogersLS3/5の聴き比べ。ここで参加者全員が糞耳だということが明らかになった事件があったが、特に秘す(笑) 

結果、立てばさん持参のRogers LS3/5Aを使うことにする。20年選手だが、本家のLS3/5Aはバランスが良い。流石BBCモニターである。

「短くて人の声が入っていて楽器の多いもの」みたいな点で試聴用ソースをリクエストされたので、山荘に持っていた中でEPOのAQUA NOMEの1曲目として賛意を得る。

試聴記はMHIさんや立てばさんの記事を参照していただくとして、ものすごく期待した新潟の32パラは、よい音だったが4パラくらいでもええんではないかなという感じ。新R2RDACはメモリーがあふれたのか2回ほど一瞬音の時間軸がおかしくなったが、音は良かった。
また、面白かったのは、プリをMHIさん作の2SA872/2SC1775版と2SA726/2SC1399版に変えた時だった。双方とも金田式No210だが、音は全くの別物で2SA726版は音に勢いがあり楽しい。対する2SA872版は真面目で細身。金田さんの元記事にある2SA970の音は知らないが、2SA726はやはり銘石である。ただし高い電圧をかけると足が黒化してやがて死ぬという癖がある。古いメーカー製アンプでそのようになっているものが多いが、今回のプリでは問題なかろう。

なお、小生のプリは持ち運びの途中でおかしくなったのかDCバランスが崩れていた。知らずに繋いだがNo167の保護回路が働き、パワーもSPも無事。No167は頑丈でよいアンプですな。

当日、一番話題になったのは実はオーディオ機器ではなく、立てばさん持参のカメラだった。
SONYの新製品のようですが軽くて高性能で液晶も美しく、モニター液晶が角度調整できるすぐれもの。

こんな感じでモニター見て、上から撮れるんですよと実演中の立てば氏