TU-8200

今更だけど夏休みに何か作ろうとエレキットのTU-8200をAMAZONで買った。翌日となる昨日の夕方に到着、夕食後20時頃から製作開始、基板の製作は天辺を越えた25時半に終了。エレキットの製作マニュアルはよくできたプラモデルのマニュアルによく似ている。順番通り作れば特に困難もない。パーツはほぼセットのものを使用した。カップリングコンも松下のポリプロピレンが入ってたのでそのまま使った。セット外のパーツとしてアッテネータはVishayの導電性プラスチックのものが2-3個パーツ箱に転がってたのでそれを使った。入手先はRSである。またNFBにパラの黄色いフィルムはポリエステルぽいのでポリプロに替えた。
今日は9時から組み立て開始、シールも貼って11時に完成した。

まずはセットに付属の中華12AU7とロシアエレハモ6L6GCで実験用小型SPで聴く。音出しも全く問題ない。中華12AU7は全くダメな球なので、東芝の通測用12AU7に替える。出力管は手近にあった6CA7/EL34に交換した。ちなみにこの6CA7/EL34は左がウエスティングハウス、右がシルバニアブランドであるが中身は両方とも松下電器製である。
一時間ほど鳴らした後、SPをEXCLUSIVE2402に変更した。
第一印象、左右のセパレーションが抜群に良い、滑らかで上も下も伸びている。非常に繊細な音も叩きつけるような音も太い音も良く出る。空間が良く再現され奥行きがある。やや腰高であるものの素晴らしい。能率の悪くないスピーカーを使う限りにおいてはこれでもう良いんじゃない?
流石エレキット、設計が良い。
実のところ、球転がし用でそれほど期待してた訳ではないのだが、素晴らしい結果である。
エレキットさんご免なさい