2way Speakerを作る。


山荘オフのエントリーに書いたが、うちのスピーカーはWestlakeにしても樽にしても変なスピーカーで、S1000Twinにしてもかなり古い設計。かたやオーディオ店に行くと小型スピーカー全盛で、試聴するとユニットの進化は相当なものだと思う。そこで作ることにした。当初はレイオーディオの小型ヴァーティカルツインのようなものを考えたが、箱の図面を引いて某箱屋に見積もると箱だけでなんと35万円!そんなに掛かるならレイオーディオ素直に買うよ(笑)
小型2Wayあたりだとコーンかドーム型のツイターとなる。JBL4301につかわれていたLE25などは明るく乾いた音の良いユニットだったがコーンツイター自体が絶滅危惧種らしく碌なものが無い。またWestlakeもS1000Twinもドーム型でまあ満足してるのでドーム型に絞る。藤原さんの家で聴いた自作スピーカーのツイターScanspeaks9700が良い感じだったし、まあ、考えてもきりが無いのでSS9700だけコイズミで買って、のっぴきない状況に自分を追い込むことにした(って実は衝動買いかも)。
その後、Netで六本木で安売りしている10L箱を見つけこれに決定。ウーファーは同じく六本木のRE-T14というポリプロピレンコーンが透明でかっこいいのでそれにした。

上がネットワーク回路、銅箔コイルやATT用巻線抵抗などはテクニカルサンヨーで調達。
で、音である。
低域の量感はダブルウーファーで口径も大きく箱も大きなWestlake BBSM10やS1000twinに比べるまでもないが、解像度がずば抜けて高く、色彩感が豊かで空間が広い。これを書いている現在、大貫妙子が「突然の贈り物」を歌っているが涙が出そうに良い。
一応満足すべき出来だ。




中域が薄いのでネットワークを変更、高域を6db/octに替えた。

中域が豊かになるが繊細感が失せるのでまた12db/octに戻す(^^;;