世界のゼフィルス大図鑑

久しぶりの虫ネタ。
小岩屋敏さんの労作、「世界のゼフィルス大図鑑」がむし社から発行された。
小岩屋さんはZephyrus研究の第一人者で、Zephyrus分布の中心である中国各地を何度も長期に渡って現地調査し、小岩屋さんの著作「中国蝶類研究」のうち第2巻、第3巻において多数の新種、新亜種を記録していた。今回の大図鑑はそれも含めての集大成で。図版編と解説編の2冊から構成されており。間違いなく世界No1のZephyrus研究書でもある。48,300円(税込)だが、内容からみると高くは無い。「むし社」「六本脚」などで購入できる。
ついでだが、蝶屋の油井秀臣さんが居なくなり、甲虫屋中心となった「むし社」から発行されたことにちょっと驚いてもいる。