LPレコードのクリーニング

比較的手間がかからずクリーニング効果は圧倒的な方法の紹介

用意するもの
エタノール(500cc1000円くらい?)、精製水(500㏄100円くらい)、デンターシステマ歯ブラシ5個、窓用バキュームクリーナー、百均で売ってる小型スプレー容器2個、食器用洗剤(キュキュット)

事前準備
デンターシステマのヘッド部分のみを5個平たい板に接着(斜めに重なるようにすると良い)接着する板にはプラスティック定規を切ったものを使用。軽くて盤面の様子が指先に感じやすいから。
[A液]小型スプレー容器にエタノール25%精製水75%キュキュット数滴を混ぜた液を入れる
[B液]もうひとつのスプレー容器に精製水のみを入れる

手順
1.ターンテーブルにレコードを載せる
2.レコードにA液を満遍なくスプレー。レコード中央のレーベルにかからないように注意。
3.ターンテーブルを回してブラシを盤面にあてて溝を掃除。ブラシの位置をちょこちょこ変えながら1分程度(もっと長くても良い)
4.窓用バキュームクリーナーで盤面の液を吸い取る。あっという間に吸い取られます。3回転くらいでOK
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5.レコードにB液を満遍なくスプレー。レコード中央のレーベルにかからないように注意。
6.ターンテーブルを回してブラシを盤面にあてて溝を掃除。ブラシの位置をちょこちょこ変えながら1分程度(もっと長くても良い)
7.窓用バキュームクリーナーで盤面の液を吸い取る。あっという間に吸い取られます。5回転くらいでOK
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乾燥作業無しでそのままノイズが無い状態で聴けます。

近年のラジオで流れる音楽音源はサーバーに入ってるデジタルデータだが、その昔CDが出てもしばらくはレコードが音源だった。
当時の放送でスクラッチノイズが聴こえた試しがないことから、当時のラジオディレクターにどうやってレコード掛けてたのか聞いたことがある。
ディレクター氏曰く、エタノール25%と精製水75%の液体でガーゼを濡らし、濡れたガーゼがレコードに触れている状態でレコード掛けてたとのこと。