フォノイコライザーアンプの製作 2

前回LXV-OT10という雑誌のオマケみたいなフォノイコライザーアンプを作ってなかなか良かったという記事を書いた。ここでアナログ熱が再燃してしまい、翌週には勢いで2台目ののフォノイコライザーアンプを作った。新たに製作したのは「リニアテクノロジーOPAMPを使用したフォノイコライザーアンプ」というもので基板は7-8年前に購入していたものだ。
回路はLT1115のデータシートのトップに掲載されている次のようなもの
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製作したフォノイコライザーアンプと電源部
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電源は別躯体にしているというか14年前に作ったLH0032 ヘッドフォンアンプの電源部の使いまわしだ。イコライザーアンプ基板に乗っている部品は全て手持ちのものを使った。EQ回路のコンデンサもSOSHINとか難しいことは言わず、昔デジットで売っていたポリプロピレンを使用。ただし容量は厳密に測定して左右chで合わせてある。定電圧電源基板はAmazonで売っているLM317 337正負電源電圧安定化モジュールを使った。1300円くらいだった(笑)。
さて音だがLTが自信をもってデータシートに書いているだけあってとても良い。SNもものすごく良い。オペアンプじゃなくディスクリート部品で組むのがアホらしくなるね(といってもそのうち作るような気もするが)
少しばかり面倒な点はMMとMCを切り替えるときに入力抵抗と容量、そしてゲイン切り替えのための帰還抵抗の変更にショートピンをその都度差し替える必要があることだ。まあLXV-OT10も同様だしスイッチ式にすれば良いだけだが。