フォノイコライザーアンプの製作

前回のエントリーが2021年5月だから1年半以上更新していなかったことになる。
この間なにをしていたかというとゴルフである。2022年は71ラウンドとゴルフ三昧だった。全く上達は無かったが(笑)

さて、山下達郎のLPが2023年最新リマスター&ヴァイナル・カッティングにて発売されることになり、全8枚を予約。半分くらいはオリジナル盤を持ってはいるのだが。
再生にはイコライザーアンプが必要となるのだけれど、今使ってるアンプ達は事実上ラインアンプのみなので何か手軽なのはないかなとネットで見ているとLXV-OT10という雑誌のオマケみたいなものを見つけた。で、AMAZONでポチっと購入。

だいぶ前に出た物のようなので検索するとオペアンプの交換、真空管の交換など色んな改造記事がある。
回路はRIAA-NFB回路の初段(TL-072)とトーンコントロール(Variable EQ)回路の次段(NJM4558)の2個のオペアンプ、そしてECC82(JJ)真空管のバッファとなっている。MM-MCの切り替えは負荷抵抗ならびにNFB回路の抵抗の切り替えによっている。

オペアンプは沢山持っているので初段はOPA627APx2、次段はLM4562としてみた。真空管は最近製造のものであるJJは使わず。こちらも沢山あるECC82/12AU7系の中から東芝5814A(黒プレート)としてみた。
久しぶりにレコードプレーヤーを引張り出す。テクニクスSL-1200MK5のアームをSME3009に取り換えたものである。長いこと使って無かったので針圧の調整に手間取った(笑)

取り合えずMM(SHURE M-97XE)で聴く。ちゃんとEQが利いている。全く問題ない。次にLXV-OT10の内部のつまみ付ジャンパーピン4個をMMポジションからMCに差し換えMC(DL-103)で聴く。
いやびっくりした。MCも全然問題ない。ノイズ等は全くない。MCの方が良い音してます。

""