SV-Pre1616D (3)

その後、E82CC(SIEMENS)--E80CCとか5751(東芝 通測用)--E80CCとかECC803S(JJ)--E80CCで聴いてみたが、12AX7(東芝通測用)--E80CC--5R4GY(STC)の組合せが一番良い
現行品種のECC803S(JJ)もかなり良いがVocalが少し遠くなる。
整流管はGZ34(Mullard)と5R4GY(STC)を使ってみたがSTCの方が低音が深い

<2019/8 追記>
その後、前段はNEC 12R-HH14(x2)、後段を東芝の黒プレート5814A、整流管STC CV717(5R4GY)としている。

SV-Pre1616D (2)

前段(V1V2)の球を東芝通測用12AX7Aに替えたところいわゆるHifi度の高い感じになった少々あっさりしてるがこれも良いですねえ。V3をE80CCに替えると力感がさらに強まった感じ。E80CCは12AU7/ECC82系と比してヒーターの電流が多いのでトランスと7812がもつかちょっと気になったが問題はない。
更に力感と厚みを狙って現在はV1V2をGEの5814Aにしている。勿論中華製のGE選別マランツ印(笑)などという怪しげなものではない。


このキットはヒーター用の電源は7812を使ってPCB化されていて具合が良いが一方でアンプ回路部はオールドファッションの手配線だ。しかもアース母線方式でないので配線が集中して結構作りにくい。今のご時世PCB化すれば良かったのにと思う。手配線にしてもせめてアース母線方式ですな。
ソケット固定のネジを利用したPCBを追加で出してくれませんかねえ?お代はお支払いしますから。

SV-Pre1616D

在庫している12AU7 12AX7の試聴用にキット屋(サンバレー)のPre1616Dを作った。
無調整で12AU7/12AX7が使えるそうなのでタマ転がし用に丁度良い。


製作自体は容易である。カラー刷りのマニュアルはステップバイステップとても親切な作りである。
キット価格の59,000円(球無し)はちょいと高過ぎる値付けだと思うが(笑)
取りあえずは1962年製のRCA ClearTop 12AU7を刺してある。
EL156シングルのパワーアンプと組み合わせて聴いているが音はなかなか良い。
また、整流管は附属のダイオードのものを使っているが、MullardのGZ34(5AR4)やSTCのCV717、RCAの5R4GY なども死蔵してるのでこれらも活用せねば。

テクニカルサンヨー店舗営業終了、通販へ移行

金田式アンプの総本山だったテクニカルサンヨーが5月末をもって店舗営業を終了し通販へ移行するとのアナウンスがあった。
テクサンとは1980年頃からの付き合いで、近年日本橋に出かけることも年2回ほどになったが、その度毎におばちゃんの安否確認もかねて店に寄っていた。2か月ほど前に寄ったとき、過去のMJを年毎に束ねて置いてあり、欲しい人にあげるのだと言っていたが今から思えば店舗整理だったのだろうか。
金田式アンプ趣味への若者の参入は皆無で今や老人ばかり。昔からのお客さんの注文が売り上げのほとんどのように思えた。そうであれば実店舗構える必要はなく、通販に移行で何の問題もないだろう。
日本橋に出たときにおばちゃんと馬鹿話ができなくなるのは寂しいが。

<追記>
ホームページの移転の連絡が来たので載せておきます。
新しいホームページのURLはhttp://www002.upp.so-net.ne.jp/teksanyo/

トランジスタ

国内メーカーのTO-92型トランジスタは絶滅したが海外製も心許ない状況でAMCRON/CROWNのアンプ補修用に市場にあるうちに買っておくことにした。100個単位で買えば@6-8円程度なのでON Semiconductor(Fairchild)製の10種類を各々100個購入。Tr測定器のDCA75で10個ずつ測定したら国産に比してhfeが揃っている。