TU-8340 (2) 到着

エレキットのTU-8340が到着、基板がデカい

本体

ボンネットと本体

その下に電源トランス、パーツ、出力トランスx2

出力トランスはアテネ電機製のようだ。ココココにアテネ電機の社長の記事がある。国内製造のようで好ましい。

パーツは袋に分けられている


抵抗類を取り付けた




今日はここで終わり

(11/30追記)
上の基板では初段のグリッド抵抗 R102,R104,R202,R204を取りつけていない。
これは組み立てマニュアルでは27KΩ、回路図では2.2KΩと異なっているためだ。
この点についてエレキットに照会したところ、朝一番でマニュアル(27K)が正しく回路図中の抵抗値(2.2K)は誤りとの返信が来たので申し添えておく。

TU-8300 (7) KT150

70W級の大型出力管KT150のQUADを購入

TELEFUNKENの大型管EL156が子供に見える大きさ

TU-8300に刺してみた。とてもワイドレンジで鮮烈な音、分解能もすさまじい。EL156と比較するとEL156は中低域が豊かで大人の音。

(追記)KT150に関してのUpscaleAudioのKevin Dealの評価を見つけたがまさにその評価の通り。
”The overall sound of the KT150 is thunderously powerful. The bass is tight, full, and precise with a neutral midrange and transparent high end clarity. The dynamics are unlike anything we have ever heard before. This is truly the tyrannosaurus rex of beam tetrodes.”

TU-8300 (6) TU-8300の12AT7を変更

TU-8300の初段と次段は双三極管12AT7(ECC81)を使っている。
6AQ8/ECC85は12AT7/ECC81とほぼ同じ特性で二つのユニット間にシールドが設けられた球でヒーター電圧が6.3Vのみとなっている。
ヒーターの配線を変えれば12AT7の代わりに使えるので変換ソケットを作った。なお、6AQ8の9ピンのシールドを配線していないが実用上問題ない。

6AQ8は松下、テレフンケン、蘭フィリップス、シーメンス、RFTの球を所持しているがテレフンケンで試してみた。とても良い。フィリップスヘールレン工場のものも良い。
変換ソケット経由は接点が多くなるのでTU-8300を6AQ8用に修正することにした。ヒーター部分のみ変更すればよいので
1)4番ピンと5番ピンをショートしている部分をカット
2)9番ピンとヒーター配線をカット
3)9番ピンに来ている配線のレジストを一部除去
4)9番に来ていたヒーター配線と5番を接続



反対のチャンネル

変換ソケット無しのダイレクトなので心理的にさらに良くなった気がする(笑)
6AQ8に近い特性のロシアの6N1P-EVも試してみたがものすごくクリアである。
全体のバランスという点でテレフンケンとフィリップスヘールレンのものが特に気に入った

6AQ8/ECC85のシールを貼って完成

TU-8300 (5)

エレキットのTU-8300を山荘から自宅に持ち帰りいろんな球を刺して聴いている。
TU-8300のプレート電圧は370Vに安定化されており、スクリーングリッド電圧は50Vと24Vのツェナーダイオードをシリーズに使って約70V程度落として約300Vに改造している。
王者はやはりEL156であるが、EL152、Reissue TUNG-SOL 6550も相当良い。6384や馬蹄形プレートの6AR6も輝かしくてよいがやや腰高。EL34は細身。
どの球も三極管接続よりもUL接続のほうが良い。またTU-8300はカソード電流がコントロールできるがどの球も50mAとやや少なめに設定している。音はこれぐらいのほうが良い気がしている。

EL152 変換ソケットを使用

TUNG-SOL 6550 左がNOS 右がReissue。このReissue版は気に入った。

EL156 これも変換ソケットを使用

EL34 左からスベトラーナ、復刻ムラード、SED Winged C、松下、RFT、TESLA

6AR6 ゲッターレス WE製?

6384