JINSON球DAC(1)

真空管バッファ付きのDAC基板がじんそんさんから送られてきました。これはSOPタイプの石を使う試作基板です。もちろんVHC074を使用します。回路構成は従来からのTDA1543系JINSON DACを踏襲するものですが0.1uFのバイパスコンデンサーが省略されるなどシンプルです。OS-CONに小容量のフィルムコンをパラにつけることの功罪については諸説あって、昨年藤原さんの掲示板でも論議されていたことがありました。私は無くてもいいんじゃないの?派です。理由は面倒だから(笑)基板が小さくなる利点もあります。付けたい場合は基板裏につけることも可能ですし、私のような元金田式な人は基板裏パーツ配置に全く抵抗感がありません。

パーツ箱ひっくり返してパーツ探すこと1時間。ハンダ付1時間でほぼ完成。製作上の注意点としては、基盤用の真空管ソケットをハンダ付するときは、不要な真空管を挿したままハンダ付するということでしょうか。これを怠ると真空管が挿し難い方向にピンが固定されてしまうことがあります。撮影用にとりあえずAmperexの7308(USN-CEPマーク)を挿してあります。試聴感想は明日以降予定。

尚、この基板は試作基板で一般には入手できないと思います。また藤原さんやじんそんさんのほとんどボランティアな御尽力の御蔭で、私のようなものでもDACが容易に作ることが出来るようになりました。感謝しております。一台一台に愛着がありますので、どれも末永く付き合って行こうと思ってます。