調子に乗って失敗

DAC9018Sはアナログ部にLH0032 I/V-DSCを使っていて、この組み合わせは抜群なのだけれど、先日LH0032プリのレギュレーターTrを2SA607/2SC960からモトローラ2N2905A/三菱2SC310の組み合わせに変更して結果が良かった。
また、前回のエントリーで書いた金田式#218プリ&ヘッドフォンアンプで、HPA部の出力Trをモトローラ2N2905A/三菱2SC310に変更して聞いたところ、これも抜群によかった。
そういうわけで、DACのアナログ部であるLH0032 I/V-DSC基板のレギュレータTrを同様に変更してみた。

かなり期待して電源を入れた。出てきた音はレンジは広くハイハットなどは良いが、全般に力感がなく、低域も柔らかい感じで失敗認定(T-T)。クラシック好きの人にはよいのかもしれない。Cobの小さいスイッチング用Trにはありがちではある。この基盤は基準電圧源にシリーズにしたLEDのVfを利用しているが、基準電圧源を三菱のツェナーにするとよいという話もある。
いずれにせよ、私の環境ではこの部分でモトローラ2N2905A/三菱2SC310は駄目だった。で、ソケット式に変更して元の2SA607/2SC960に戻した。

2SA607/2SC960はいろいろ言う人もあるがやはり音の良いTrだと思う。