AMCRON Studio Reference One


以前にStudio Reference Oneの記事を書いたのが2008/8/10だったからもうすぐ10年が経つ。
最近はEL156のシングルアンプで聴いているのだが、昨日久々にフェスティバルホールで在大阪の4オケの競演を聞いたためなのか、突然思い立ってReference Oneをおよそ10年ぶりに結線した。その前にちょいと中身の確認。TO-3型のパワートランジスタがChあたり12個という凄まじさ。

NPN-PNPそれぞれ3個(計6個)で構成されるHigh Sideと、同じくNPN-PNPそれぞれ3個(計6個)で構成されるLow Sideの二つの組み合わせでできているそうだ。簡易的な回路を次に示す。

Studio Referenceの回路図等はCrownのドキュメントページにある。回路理論はStudio Reference Service Manual の第4章に詳しい。上の図もそこに載っている。
中がどうなっているか写真に撮った。上蓋を開けて撮ったが、メイン回路基板は下蓋を開けてみるらしい。今回は上からの写真だけ。
音は文句のつけようがない余裕のある音、10cmのウーファーからとんでもない低音が出る。





TEAC NT-503

年明けからTEACのUSB DACネットワークプレーヤーNT-503を使っている。
PCと繋いでPCの中の曲を流すことも可能だが有線であるので美しくない。よって前面のUSB端子にHDDを繋いでいる。

前面のUSB端子はUSBスティックを想定しているようだが2TBのBUFFALO USB3.0 外付けハードディスク HD-LC2.0U3/Nが普通に使えている。3TBのロジテックLHD-ENA030U3WSは認識しなかったので2TBまでなのかもしれない。

Wifi環境としてはWN-AX1167GRを導入して中継器モード(リピーターモード)にして、これとNT-503をLAN接続している。

TEAC NT-503 --- ELEKIT TU-8300(EL156) or TU-8340(6550) --- 自作ヘッドフォンアダプタ --- AKG K271MKII or AKG Q701 時々EXCLUSIVE 2402で聴くとびっくりするくらい良い。

NT-503のDAC ICには旭化成のAK4490を2個使用。兄弟機のUD-503の記事を読むと力作のようである。

一方、ESS ES9038PRO SABREを搭載したOPPO Sonica DACも気になる存在だ。内部写真もネットを検索すると出てくるが整然としたもので、価格はNT-503の現在の実売価格と同様に10万円を切るようなので、自作がアホらしくなる(笑)

TU-8340 (5) 完成

で、いきなり完成、一発で問題なく音が出た。

初段と2段はキットに入ってたJJの12AT7(ECC81)、出力管は手持ちのスヴェトラーナEL34をとりあえず刺している。


ロシア製 Reissue Tung-Sol 6550、初段と2段は15年ほど前にEggBox入り100本買ったSIEMENS E81CCに換えている。

Telefunken EL156 問題なく使える。(変換アダプタ:三極管接続)