以前にStudio Reference Oneの記事を書いたのが2008/8/10だったからもうすぐ10年が経つ。
最近はEL156のシングルアンプで聴いているのだが、昨日久々にフェスティバルホールで在大阪の4オケの競演を聞いたためなのか、突然思い立ってReference Oneをおよそ10年ぶりに結線した。その前にちょいと中身の確認。TO-3型のパワートランジスタがChあたり12個という凄まじさ。
NPN-PNPそれぞれ3個(計6個)で構成されるHigh Sideと、同じくNPN-PNPそれぞれ3個(計6個)で構成されるLow Sideの二つの組み合わせでできているそうだ。簡易的な回路を次に示す。
Studio Referenceの回路図等はCrownのドキュメントページにある。回路理論はStudio Reference Service Manual の第4章に詳しい。上の図もそこに載っている。
中がどうなっているか写真に撮った。上蓋を開けて撮ったが、メイン回路基板は下蓋を開けてみるらしい。今回は上からの写真だけ。
音は文句のつけようがない余裕のある音、10cmのウーファーからとんでもない低音が出る。