DIYスピーカーで有名なサイトにデンマークのTroels Gravesen氏の"DIY Loudspeaker Projects"がある。
さすがにデンマークだけあって、Vifa、Scanspeak、Peerless、SEAS、Dynaudioなどのスピーカーユニットを使ったおよそ50ほどの作例があるが、どれもデータがしっかりしており、作り放しではなくヴァージョンアップを繰り返している。最高のサイトのひとつだ。
そんな数多くの作例のひとつに"Ekta"がある。幅22cm、奥行き25cm、高さ100cmのエンクロージャー、高域にScanspeak D2904/7000、中域に12M/4631G00、低域に18W/8531G00を使用した3way。高域をSS7000に替えてVifa XT25としたヴァージョンも発表されている。これがしばらく気になっていたが"Ekta"はラウンドエンクロージャーで素人の手に負えない。うむむ。。。
そうこうしているうちに、Chris's Crystal CraftのサイトにあるEkta Cloneのページに出会った。単純に四角のエンクロージャに置き換えたものだ。なんだ、その手がある。
ChristyのEktaクローンは高域にSS9500を使っているが、うちにはSS9700があるのでこれを使いたい。そこで"Ekta"設計者のTroels氏にメールを書くと即座にSS9700の場合のネットワーク回路と周波数特性グラフを送ってくれた。とても親切な人だ。感謝。ちなみに"This is the first mail I have ever gotten from Japan"らしい。
早速図面を書いて、エンクロージャ用の板カット、コイル、ユニット、コンデンサー、内部配線材、ターミナルetcを数社へ発注した。時間はかかるだろうが、早ければギフチョウシーズン前、遅くても夏までには完成させたいものだ。
今日、早速コンデンサーが到着した。流石に47uFはでかい。
