- メイン基板の電解コンデンサ、C4(10uF/160V)、C5(10uF/50V)、C108/C109/C208/C209(NP22uF/50V)を交換。C5(Axial)は交換するときは、現用品の中で品質の良いRifa10uF/200Vに交換。DC300で多いトラブルはC4またはC5の容量抜けにより音が両チャンネルとも歪むというものがほとんど。
- そのほかR1(1K/1W)、R3(2.7K/2W)、R8(2.7K/2W)は発熱量が大きく基板が変色していたりハンダクラックが入っているものが多い。ハンダ補正または抵抗器の交換。
- これ以外メンテする必要はほとんどない。
- 出力段基板のデカップリング4.7uF/100Vは通常は交換しない。電源の整流回路の大型ネジ端子電解コンデンサの容量抜けはほとんど起こらない。交換する必要はあまりない。
DC300Aは電解コンデンサをほとんど使っていない。マイカコンデンサを多用している。長寿命でほとんどメンテナンスフリーというのはこの辺りにも理由がありそう。