Counterpoint SA-3 & SA-3.1 (6)

Counterpoint SA-3に少々手を入れた。
フラットアンプのプレート抵抗22Kを酸化金属皮膜抵抗からMILLSの無誘導巻線抵抗へ交換、同時に発振止めのグリッド抵抗681Ωと出力の100ΩをPRPの680Ωと100Ωに替えた。試聴すると静けさが増し、情報量も増え、滑らかでとても良い。
次にフラットアンプ入力のDCカット用フィルムコンデンサRel-Cap 0.47uFを評判の良いDynamicap 0.47uFへ変更してみた。SA-3(SA-3.1)は4MΩの高抵抗によるグリッドリークバイアスアンプであるため入力信号のDCカットは必須で、コンデンサの質による影響が大きいと思われる。私見だがRel-Cap PPMFは、SA-3.1に使用されているWonderCapより音はいいんじゃないかと思う。
交換して試聴する。やや刺々しい音だ。しばらく使えばそういう部分は取れていくのを期待するが、現状では古いRel-Cap PPMFのほうが音楽的ではある。