Counterpoint SA-3 & SA-3.1 (7)

年末年始にCounterpoint SA-3 と SA-3.1の球交換遊びをしていた。結果から言えば、Tungsramの E88CCが抜群に良かった。
ここに至るまでの過程は、まずSA-3.1にSIEMENSのミュンヘン工場製の最初期のE88CC(ファクトリーコード A01キ26)や、メタルプレート刻印(A3 8CやA4 9G)などで楽しんでいたが、その昔Zeitmann-tubesから購ったTungsramの E88CC (Red Logo 1968年製造)を試しに刺したところひっくり返るほど良かった。
そこでSA-3にもTungsramの E88CCを試すがSA-3.1には及ばない。SA-3とSA-3.1の違いは、SA-3にはDynamicap 0.47uf とRel-Cap PPMF 3.0ufの組み合わせ、SA-3.1はWondercapの0.47uFと3.0uFの組み合わせである。前回の記載とは異なるが、Rel-Capがネックになっているのではないかと、Rel-Cap PPMF 3.0uFをSonicap GEN-Iの3.0uFに交換した。これが大当たり。Tungsramの E88CCはSIEMENS E88CC以上にドライな音と思っていたがSA-3(SA-3.1)との組み合わせでは超絶ハイファイ。とは言えキツイとかハイ上がりとかではなく実体のある生々しさという感じ。良い球です。
現在の機材状況はこう
(ソース)TEAC NT-503のフロントUSBに2TBの外付けHDDを接続。コントロールはスマホからONKYOのアプリで行う。なお、NT-503には10GHZの外部クロックを接続。
(プリアンプ)COUNTERPOINT SA-3 EQアンプ部の真空管は刺していない。FLAT-AMP部のみTungsram E88CCを使用
(パワーアンプ)FIRSTWATT F6
(スピーカー) CASTRON MP-01a
弦楽四重奏でもジャズでもVOCALものでも何でもOKである。

去年の夏に紹介したCASTRON MP-01aは素晴らしいスピーカーであり、あまり話題に上らないのが不思議。かなりの大音量でも平気。ちなみに9月以降Exclusive2402は一切鳴らしていない。