[オシレータ専用LEDレギュレータ]
1543Epiで好結果を得たOSC-Regをつけた。AC7Vを整流後のコンデンサーから電源(DC10.5V)を取ってある。1543Epiのときのほど劇的な変化ではないがやはり分割した方が空気感に優れる。
このLEDレギュレータの前に、龍一さんが試した安井式CCCV(定電流定電圧)レギュレータも作ってみたが、音場感に優れるものの一部の帯域で音が奥まる傾向があるように聴こえた。CCCV回路は供給電圧が15V程度はないと上手く働かないような気がします。
黒基板ではソケットを多用してトランジスタの交換を容易にしてある。もちろん半田付けに比べソケットは接触だから弱点はあるのだがTrによる音の差を聴いてみたい。
画像左のヒートシンクのTrがデジタル回路の安定化に寄与しているわけだが、ここは2SC1826がやはり圧倒的に良い。その手前の小型Trは基準電圧を作るLEDのための定電流回路用だが、2SA1207が良い。C1826/A1207の組み合わせはこの部分では今のところ最強。L○○○さんが別の組み合わせを見つけたという噂もあるのでそっちにも期待。
TDA1541AおよびOPアンプ回路に供給される+−15V、+−5Vの電源には試作緑基板では三洋の2SA1209/2SC2912をReg-Trに、定電流用には同じく三洋の2SA1207/2SC2909を使っていた。
黒基板ではReg-Trに日立の2SB647/2SD667を、定電流Trには2SB646/2SD666を使ってみた。うーんちょっと違うな。定電流Trを試作基板と同じ2SA1207/2SC2909に変更、なかなか良い。更に2SC2909だけを虎の子の2SC1400に変更。あ”これは良い。帯域バランスがとれてて情報量も圧倒的。
とはいえ、OPAMPの石による変化のほうが大きくて(笑)最終形まで時間がかかる、すなわち楽しめる時間が長いというわけです。
また、TDA1541Aのノーマル、S1、S2の音の違いなんか電源やOPAMP回路による音の差に比べれば微々たるものであります。気にしないのが吉。
(追記 6/11 13:30)
黒基板でも制御Trを2SA1209/2SC2912にしてみた。おお、、こっちがええです。
何をやっていることやら元に戻った(笑)
山洋の石を見つけたPROSTさん偉い!
現状は制御tr2SA1209/2SC2912 定電流2SA1207/2SC1400です。